未就学児同居家庭の持ち家比率は約6割?子育て世帯の住宅事情

Conobieでは、より読者へクライアントさまの商品の魅力が伝わるよう、読者の傾向を把握するために定期的に読者調査を行っているのですが、今回は先日実施した調査の一部のデータを政府統計データと比較しながら、ご紹介いたします!

ちなみに余談ですが、商品開発や販売企画の折にターゲット調査を実施することあるじゃないですか。それ、docomoの契約情報に基づいたデータと紐付け可能で、Conobieで実施できます。
つまり、ターゲット調査やテストマーケティングでのモニター調査から実際に売り出す際の広告、広告の効果検証までの一連の子育て・ママ向けマーケティングをConobieだけで一気通貫でできるんです。

さぁ、では子育て世帯の住宅事情についてデータを見てみましょう!

調査概要

  • 調査期間: 2021年2月15日(月)〜2月19日(金)
  • 調査方法: インターネット調査
  • 調査対象: 5歳以下の子どもと同居する、日本国内(全国)在住の18歳以上の女性
  • 有効回答数: 1,673サンプル

調査データ

Conobie読者の6割程度が持ち家に居住しています。

 

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さて、下記は総務省の平成30年住宅・土地統計調査のデータを円グラフに加工したものです。世帯ごとの統計のため、厳密に比較することは難しいですが、参考として置いておきます。
左は全世帯、右のグラフは世帯主の年齢を25〜44歳、つまりConobie読者で厚い年齢層に絞ったものです。

 

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いずれも持ち家比率は30%程度に落ち着いています。
これだけ見ると、Conobie読者って持ち家比率高くない?って思いそうになりますね。

 

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同じく平成30年住宅・土地統計調査より、子どもがいる世帯に絞ったデータがあったので、円グラフへ加工してみました。

とはいえ、子どもがいる世帯というのは範囲が広くて、未就学児もいれば高校生もいるかもしれません。ということで、こちらもあくまで参考として置いておきます。

これを見ると、持ち家(紺)が80%弱とかなり多くなっています。では、Conobie読者の持ち家率は、子どものいる世帯としては低いのかというと、前述の通り「子ども」の範囲が広いことと、今回のConobie読者調査の対象を5歳以下の子どもと同居している方と絞っており、戸建て購入検討のタイミングとして小学校入学時が多いことから、全体より低く出るであろうことが推測されるため、未就学児のいる世帯としては妥当な数字だと考えます。

ちなみに、国土交通省「子育て世帯の支援に資する住宅の活用事例等の収集分析業務報告書」(平成25年3月)より引用した、子育て世帯の希望する居住形態のグラフです。

 

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ご覧の通り、理想としては8割近くが持ち家を希望していますが、様々な事情で特に低年齢の子を育てている世帯では、実際に持ち家に居住しているのは6割程度。さまざまな事情から諦めていることも多いかと思います。子どもが伸び伸び育つような環境へ向けて、適切な物件情報や経済的な支援策など、子育て中のパパママへしっかり届けていきたいですね。

さて、次回も引き続きConobieの調査データを使用しながら、政府データと照らし合わせて子育て中のパパママについて、ご紹介していきたいと思います。お楽しみに!

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