求めるママ友は「キャリアについて一緒に学べる人」コロナ禍でママの暮らしはどう変わった?

東京都では7月12日から4度目の緊急事態宣言が発令され、未だに新型コロナウイルスの影響が続いています。 1回目の宣言から1年3ヶ月。ママはこれまで仕事やプライベートで様々な変化に直面してきました。ママはどう感じているのか。複数の調査結果から、ママの本音を覗いていきます。

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ママの5人に1人は、オンラインでママ友に出会っている

子育ての相談や日常生活の雑談など、話し相手として心強い存在のママ友。コロナ禍はママ友との関係にどんな影響を与えているのでしょうか。

女性向けのキャリア・金融教育サービスなどを提供するライフデザインブランド「Famm」を運営する株式会社Timersは今年6月、Fammを利用している子育て中の女性157名を対象に「ママ友に関する意識調査」を発表しました。

「オンラインでママ友に出会ったことがある」と答えた女性は17.7%。5人に1人はSNSやアプリを通じてママ友と知り合っていました。「現在ママ友はいる」と答えた女性は82.8%ですが、「新しいママ友がほしい」(66.2%)との声も挙がっています。その理由の上位には「一緒に育児について学べる・情報交換できる」(87.5%)、「悩み相談ができる」(64.4%)、「一緒に食事ができる」(61.5%)など、プライベートで交流できる相手が欲しいといった内容が目立ちます。

一方で、新しいママ友が欲しい理由に「一緒にママのキャリアについて学べる」(50.0%)を挙げる女性もいます。実際、「一緒に学んだり、高め合ったりするママ友が欲しい」と答えた女性は84.7%に上っており、キャリアや仕事上のスキルを磨き合っていけるママ友を欲していることがうかがえます。コロナ禍で先行きに不安を抱く中、仕事の不安を共有したり、スキルアップをし合ったりしたいという気持ちの表れかもしれません。

キャリアの不安が子育てのモチベーションに影響

仕事と育児の間で揺れ動くママは少なくありません。保育サービスを提供する株式会社明日香が今年7月に発表した「育児後の仕事復帰と自治体の産後支援に関する意識調査」(調査対象:第一子となる0歳児を育児後に仕事復帰を考えている女性110人)の結果からも見てとれます。

「産休や育休など、仕事から一時的に離れることで、自身の仕事上でのキャリアに不安を感じか」の質問に対して、「とても感じる」は38.2%、「やや感じる」は40.0%、と合わせて78.2%が不安を感じていることがわかりました。キャリアに不安を感じると答えた女性からそう感じる理由について、「子育てと仕事の両立ができるか心配」(66.3%)や「仕事のカンが鈍くなる」(61.6%)、「会社のことが把握できなくなる」(60.5%)などが挙がりました。

出典:株式会社明日香「育児後の仕事復帰と自治体の産後支援に関する意識調査」より

また仕事に不安を抱える女性のうち半数は「キャリアに不安があると育児のモチベーションが下がる」と答えています。調査に協力した女性からは、「子育てに集中出来ず、仕事のことを考えてしまう」や「仕事のモヤモヤを子供にぶつけてしまいそう」といった本音が寄せられています。

これら2つの調査は、調査主体も対象も異なりますが、ママのリアルな気持ちを表しています。コロナ禍では、ママ友同士の繋がり創出やスキルアップをサポートするようなサービスが求められているのではないでしょうか。

6歳以下の子どもがいるママ「ひとり時間」や「美容・ダイエット」の時間が減った

続いては、ママのスキンケア事情についてご紹介します。ナリス化粧品が今年4月に発表した「コロナ禍における日常生活全般やスキンケアの実態についてアンケート調査」では、20 歳〜45 歳で末子が6歳以下の子どものいる女性1042人に「2019年4月から2020年3月までの1年間と2020年4月から2021年3月までの1年間を比較した生活全般」について質問しています。

費やしている時間で増えたことのトップは「子どもと遊ぶ」で、「掃除・後片づけ・消毒」、「子どもの世話」、「料理」が続いています。反対に費やせなくなった時間には「外出」、「自分のひとりの時間」、「趣味」、「美容・ダイエット」が挙がりました。このことから、ママは自分のケアや趣味に充てる時間を削って家族のために時間を使っていることがわかります。

出典:ナリス化粧品「コロナ禍における日常生活全般やスキンケアの実態についてアンケート調査」より

末子の月齢が低いほどスキンケア時間が少ない

続いて1日のスキンケアにかける時間の合計を子供のいる女性(2208人)と子どものいない女性 (2180人)に質問し、回答を比較しました。子どものいる女性の場合、「10分未満」の回答率は75.1%に対し、子どものいない女性では63.2%にとどまっています。また「10分未満」の合計を末子の月齢別に見ると、「0ヶ月~3ヶ月」(83.6%)、「4ヶ月~6ヶ月」(80.8%)、「7ヶ月~11ヶ月」(76.2%)となっており、月齢が小さい子どもを育てるママほどスキンケアに費やす時間は短いのが現状です。しかし末子が4歳を超えると、子どもがいる女性の方が子どもがいない女性よりもスキンケア時間が長くなることが示されています。

「妊娠・出産・育児中にそれまで使っていたスキンケア品を変えた理由」の1位は「値段の安いものに変えた」(16.8%)、2位は「刺激の少ないものに変えた」(15.5%)でした。

家族との時間が増え、夫婦で子どもの成長を見守れるようになった

一方で、ママがコロナ禍で感じた前向きな変化もあります。株式会社ミキハウスが今年2月に発表した「コロナ禍の子育てリアル調査」(「ミキハウス ベビークラブ」会員のうち、子どもがいる人と調査時点で妊娠中の人7600人が調査対象。うちママの割合は98.2%のため、ママのリアルを知るデータとして使用)では、「この1年で家族と過ごす時間が増えた」と答えた人は68.3%でした。うち36.8%は「かなり増えた」と答えています。

「『家族の時間が増えたこと』はよかった」の回答率は67.8%に上っており、家族時間が増えたことが肯定的に捉えられていると言えます。そう感じる理由には、「以前よりも、パートナーや家族と会話するようになった」(63.2%)、「以前よりも、みんなで食事をするようになった」(50.6%)、「子どもの成長をじっくり見守ることができた」(47.3%)などが挙がっています。

出典:株式会社ミキハウス「コロナ禍の子育てリアル調査」より

家族時間が増えたよかったと感じることとして、ママからは

「夫がリモートワークになり、0歳の可愛い期間に一緒にたくさん子育てできた」
「家の中で家族一緒に遊ぶことが増え、子どもと料理したりお手伝いしてもらったり、いいコミュニケーションが増えた」
「よく会話をするようになり、主人も仕事の話もよくしてくれるようになり、お互いのありがたみが増した」

など、夫婦関係が良くなったり、夫婦で子どもに関わる時間が持てたりと、私生活に良い影響があったとのコメントが寄せられています。

(文:そのべゆういち)

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