子育て世代マーケティングにおけるSNS活用ポイントを解説します
SNSの市場は年々拡大しており、ビジネスでもSNS活用が盛り上がりを見せています。
(参考:2020年度 SNS利用動向に関する調査|ICT総研【ICTマーケティング・コンサルティング・市場調査はICT総研】)
子育て世代向けマーケティングにおいても、SNSの活用は効果的です。
今回は、月間PV数2,000万超えかつ、SNSにも精通した子育てメディアであるConobieが、子育て世代向けマーケティングにおけるSNS活用のポイントを解説していきます。もちろん、子育て世代にもターゲット種別は多く存在しペルソナ設計が大切ですが、本記事では子育て世代におけるSNS活用全般について解説します。
ぜひ最後までお読みいただき、貴社のSNS活用のヒントにしてみてください。
1. SNSとは?
SNSの定義
まず、SNSとは何かを解説します。SNSとはソーシャルネットワーキングサービス(Social Networking Service)の略称で、Web上で社会的な交流をするためのサービスです。
よくSNSと合わせて登場する事の多い言葉に、「ソーシャルメディア」があります。ソーシャルメディアとは、情報の発信側と受信側の双方向でコミュニケーションができるメディアです。ソーシャルメディアの代表例としては、アメーバブログなどのブログやYoutubeなどの動画系サイトがあります。また、代表的なSNSにはInstagramやTwitterがありSNSはソーシャルメディアの一種と位置付けられています。
主なSNS
ここまでは、SNSの定義を解説しました。次に、代表的なSNSを紹介していきます。
まずは、いま最も勢いのあるSNSの一つであるInstagramです。
Instagramは2010年にリリースされた、画像と動画の投稿が中心のSNSです。Instagramは2012年にFacebook社(現Meta社)の傘下に入り、Facebookのアカウント情報との連携などが可能になりました。Instagram上で広告出稿をする際に、Facebookの登録ユーザー情報に基づいた精度の高いターゲティングが実現できます。
2022年5月現在、日本国内の月間アクティブユーザーは3,300万人であり、子育て世代の多くがInstagramを利用していると言えるでしょう。(参考:【2022年5月版】人気ソーシャルメディアのユーザー数まとめ))
Facebookは、Instagramを買収したMeta社が2004年にリリースした実名登録制のSNSです。映画『ソーシャル・ネットワーク』で、当時ハーバード大学の学生であったマーク・ザッカーバーグがFacebookを作るストーリーは有名です。
Facebookの国内月間アクティブユーザー数は、2022年5月時点で2,600万人となっています。実名登録制のため、知人やビジネス上の取引先など、リアルなつながりを目的とした活用に向いています。
Twitterは2006年にリリースされたSNSで、「リツイート」という機能で投稿が拡散されやすいことが特徴です。2022年4月、イーロンマスクが買収を発表したことで大きなニュースとなりました。
Twitterの月間アクティブアカウント数は4,500万人超(2017年10月)で、日本の20代の7割が使用しています。
Tiktok
Tiktokは中国のバイトダンス社が2016年にリリースした、近年急成長のSNSです。
15秒または60秒の短い動画の投稿専門のSNSで、現在世界で約10億人のユーザーがいます。日本国内の月間アクティブユーザーは950万人で、Instagramや Twitterよりは数は少ないですが、着実に成長しているSNSです。
LINE
LINEはメッセージ・通話用のSNSとしては国内最大手のアプリです。東日本大震災をきっかけに、緊急時のホットラインを目的として2011年6月に誕生しました。
2022年3月末時点で月間アクティブユーザーは9,200万人です。(参考:LINE Business Guide)
日本人口の約4分の3が使用しているLINEは、もはや社会インフラと呼べるほどのSNSです。
2. マーケティングにおけるSNS活用のメリット
次に、マーケティングにおけるSNS活用のメリットを解説していきます。
メリット①:費用を抑えながら情報を拡散できる
SNSを上手く活用すれば、費用を抑えながら広く情報を拡散することが可能です。
SNSの特徴の一つは拡散性にあります。Instagramであれば「おすすめ」欄への投稿掲載、Twitterであれば「リツイート」での拡散が可能です。優良なコンテンツであれば拡散される可能性が高まり、より多くのユーザーにリーチができるのです。
一般的な広告の場合、投資した費用に対してリーチできるユーザー数はある程度決まっています。例えばチラシ広告を行った場合、リーチできるユーザー数は刷ったチラシの枚数だけです。
SNS上で拡散されれば、広告だけではリーチできなかったユーザーに訴求できる可能性が高まります。
メリット②:ユーザーとの関係性を構築しやすい
SNSはユーザーと企業の関係性を構築しやすいです。
多くのSNSには投稿に対するコメント機能や、他のアカウントとメッセージのやり取りができる機能があります。企業からユーザーへの一方通行的な訴求だけではなく、投稿や商品に対してユーザーからのコメントを得る事が可能です。
ユーザーからの意見や感想はマーケティング活動における資産になるため、積極期にSNSを活用していくべきです。
3. SNS活用のポイント
ここまでは、SNSの活用メリットを紹介してきました。次に、SNS活用の際のポイントを解説していきます。
ポイント①:適切なSNSを選ぶ
まず、適切なSNSを選択する事が大切です。
発信する情報に対して適切な媒体を選ばないと、得られる効果も小さくなってしまいます。
何種類も存在するSNSを全て運用しようとすると、多大なリソースを確保する必要があります。社内に十分な人員がいない場合、まずは1つに絞って運用すると良いでしょう。
子育て世代向けであれば、まずはInstagramをおすすめします。Instagramは子育て世代の利用率が高く、画像・動画を使って視覚的に商品をアピール可能なためです。
ユーザーの印象にも残りやすく、良質なコンテンツであれば拡散も見込めます。
また、最近ではInstagramの投稿から直接商品を購入することもできるようになりました。更に、Instagram上で良質な広告を出す事ができるのもポイントです。InstagramはFacebookの登録データに基づいたターゲティングが可能であり、より狙いたいターゲットにリーチが可能な点が大きなメリットです。
ポイント②:共感を得る内容を発信する
SNS活用では、ユーザーの共感を得る内容を発信することが大切です。
SNS自体が拡散性があることはもちろん、子育て世代は口コミを参照しやすいため、より一層共感される投稿が大切です。そのため、一方的な広告・PR感が出る投稿は控え、自然な投稿内容を心がけましょう。(出典:口コミを参考に「する」年代・「しない」年代の境界線)
インフルエンサーに商品紹介をしてもらう場合も、商材に親和性の高い人物を活用するなどの工夫が必要です。
まとめ
本記事では、SNSの紹介から活用のメリットを解説してきました。SNSを上手く活用すれば、より少ない費用で多くのユーザーにリーチし、効果的な拡販が実現可能です。
Conobieでは、SNSを活用した商品PRを承っています。ご興味ありましたら、ぜひお問い合わせください。